2015/09/25

フロア紹介 その1 《音を良くする為の天井面の工夫》そんじょそこらのライブハウスとは一味違う音作り!

《スケルトン天井面での低周波拡散と音響改善構造》
【発案者】名古屋市サウンドジュリア土井氏【施工技師】名古屋市KOTOBUKI庭瀬氏

天井面の空間に、木材の梁材(蝦夷ヒノキ材)を骨組みに細かい垂木材(蝦夷ホワイトウッド材)をランダムに置き、低周波の拡散と木の響きを乗せた芯のある音にする為の工夫をしました。
一本一本の垂木材の微妙な位置調整の為、何とチューニングに一日かかりました。
因みに低周波が拡散しない場合は波形が増幅しあったり、打ち消しあったりして情報が強くなったり無くなったりします。
下記、改善前と改善後の周波数特性をご覧ください。
改善前は音の全域にばらつきが多く、調整改善後はばらつきが少なく全域に渡りほぼフラットなレベルを維持し、効果が顕著に現れました。
具体的には、音響のボリュームを上げてもうるさくない、いわばピュアオーディオ的なサウンドの繊細さにライブの迫力が合体するイメージです。

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